🏁 結論:Pixel Watch 3は中距離ツーリングナビに“しっかり使える”!ただし万能ではない
スマートウォッチでツーリングナビ――そんなことが可能なのか?という疑問から始まった私のPixel Watch 3体験。結論から言えば、中距離(市街地〜下道)であれば十分使える!と断言できます。ただし、”長距離や冬季使用においてはいくつかの制約もある”ため、使い方の工夫と理解は必要です。

では実際に、検証から10ヶ月間使ってみたリアルな体験を紹介していきます。
🔍 なぜPixel Watch 3に注目したのか?
私がPixel Watch 3に目を留めたきっかけは、バイクツーリング時の“スマホの振動ダメージ問題”でした。いつもスマホをホルダーにセットしてナビ代わりに使っていたのですが、バイク特有の微振動が長時間続くことで「スマホが壊れてしまうのでは?」という不安が常に頭にありました。

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そんな中で発表されたPixel Watch 3 (゜o゜)
●45mmの大型ディスプレイ
●アクチュアディスプレイ搭載し 2000ニトで明るさアップ(前作は1000ニト)
●IP68の防水性能
●アクチュアディスプレイ搭載し 2000ニトで明るさアップ(前作は1000ニト)
●IP68の防水性能

上記に加えて”音声+振動通知”などを使えば「これならスマートウォッチ単体でナビできるのでは?」という期待感から、購入に踏み切りました。
🧪 2024年9月:ナビ機能の初検証
では、検証スタート!!
Google ナビを使い、私の大好きなお寺を目的地に設定。設定はスマホからでもウォッチからでも可能で非常にスムーズ。
インカムには”デイトナのDT-E1”を使用し、Pixel Watch 3とペアリング。
(DT-E1は販売終了し、後継機は”DT-E1プラス”となります)

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走行開始直後から、音声ナビがしっかり機能!
曲がる手前では手首が2回振動→音声案内
さらに曲がる直前では6回振動→再度音声案内。
これが非常にわかりやすく、安心して操作できることに驚きました。
画面サイズの大きさはもちろん、前作よりベゼルが細くなったことで表示範囲も広くなり、地図の拡大・縮小もタッチ操作で快適。アクチュアディスプレイで2000ニトの明るさで日中でも見やすく、小雨が降った当日でも防水性能IP68のおかげで不安なく使えました。

🌞直射日光の下でも美しく視認できるためツーリング中でも快適にナビが確認できる

バッテリーは前作比35%容量アップ。1日のツーリングでもモバイルバッテリーなしで乗り切れるほどの余裕がありました。
そして、目的地のお寺へ到着!\(^o^)/

この時点で、「Pixel Watch 3はナビとして使える!」という手応えを感じました。
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⏱️ 10ヶ月使用後に見えた「リアルなメリット」
●中距離ナビでの圧倒的な使いやすさ
下道ツーリングや市街地での使用には手首の振動・音声案内の組み合わせが最適。目的地まで迷わず到着でき、方向音痴の自分でも安心して使えた。
●スマホホルダー不要の安心感
振動によりスマホが故障するリスクがなくなり、常に手元でナビが確認できることで精神的にも安定。
●視認性の高さと画面の快適性
明るい画面、パッと見やすい表示、大きめの矢印と地名表示がナビ使用に適していた。
●バッテリー性能の進化
6~8時間のツーリングには十分対応でき、モバイルバッテリーを携帯していればさらに安心。
⚠️ 10ヶ月使って見えてきた「注意点・デメリット」
🔶ロングツーリングにはやや不向き
高速道路での走行では手首の振動が感じづらくなる場面が多く、画面目視も難しくなる。安全性の面からも、長距離ではスマホナビに軍配が上がるかもしれない。
🔶冬季の操作が厳しい
ジャケットやグローブでPixel Watch 3が覆われ、確認のたびに手首を出す必要があり冷気が気になる。冬場の使い勝手はやや実用的ではない。
🔶グローブ越しの操作性が弱い
画面が小さいため、操作時の反応に難があり、走行中の細かい操作には向いていない。
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✨ 総評:中距離ツーリング派には“アリ”なスマートナビ
Pixel Watch 3は、”中距離までのライドにおいて、スマートで安心なナビ体験を提供してくれるガジェット”です。スマホの代替として十分な実力があり、ツーリングのストレスを確実に減らしてくれました。
もちろん、万能というわけではないので、長距離移動や冬場などは割り切りが必要です。しかしその“適材適所感”こそが、このPixel Watch 3の魅力だと感じます。
🔮 次期モデルへの期待と要望
個人的に次世代Pixel Watchには以下の点を期待します
Pixel Watch 3は”使えるスマートナビ”という実感をくれました。次モデルでは、ツーリングにさらに特化した機能が加わり、多くのライダーにとって頼れるスマートツールになることを願っています。
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